超長寸!! 二尺八寸超の本歌薩摩拵!! 極太の柄前 揃い切羽 全てうぶの稀少品 豪壮無骨 杢目鍛鍔は在銘
極めて僅少な江戸時代本歌の 薩摩拵です。 縁幅は42.4ミリ、柄前は29.8センチ、鞘に至っては90センチを有する極太長寸で、二尺八寸四分の刀が収まります。 色調や金具は華やかさとは無縁の無骨で雄々しい物で揃えられ、渋さ極まる佇まいです。 4枚の切羽は横幅のついた丸みのある物で、柄前および鞘の鯉口の形状とも一致するうぶ物です。 杢目鍛えの鐔は甲冑師明珍家の宗一在銘です。切羽台の使用痕の形状も切羽と一致しますので、150年以上経過しながらも総体作られた当時のまま伝わっているものと思われます。一般的には薩摩拵は丸い返り角に小ぶりの鐔が特徴とされますが、帯刀する薩摩藩士の流派や居住地によって色々あるようです。
時代なりの小傷等ありますが総体健全です。 全くのうぶ 全長 121ｃｍ 柄長 29.8ｃｍ 鞘長 90.0ｃｍ 茎長 22.7ｃｍ 刃長 86.2ｃｍ つなぎ反り 15.4ｍｍ 元幅 30.6ｍｍ 元重 6.7ｍｍ 先幅 20.0ｍｍ 先重 4.5ｍｍ ※誤差免責 拵袋あり